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「食育」、「食」に関するブログ。のはず。

by takeo-syokuiku

赤ちゃんの「手づかみ食べ」を大切に

子育て応援クッキングでは「楽しく食べる子どもを育てる」をテーマにしています。
昨日の会食の時間のこと、1歳(12ヶ月)を過ぎた子どもと一緒に食事をしていると、小さな手を茶碗に突っ込んでごはんをギュッとつかんで口にパクリ。ほっぺにたくさんのごはん粒をつけて、辺りにこぼしながら一生懸命自分で食べていました。
一方、2歳を過ぎた子どもは母親から食べ物を運ばれても少ししか食べず食べる意欲が薄いようでした。お母さんの話では、前からあんまり食べないし、手づかみ食べもしなかったから未だに口に食べ物を運んであげないと自分で食べようとしないのかなぁとのことでした。

厚生労働省はガイドラインを見直し、12~18ヶ月頃にみられる「手づかみ食べ」を推奨されています。手づかみたべは、食に対する興味・関心の表れであり、自分で食べる意欲を育てることにつながります。また、目や手や口の協調動作を育てることにもなるでしょう。目で見て、手で掴み、口に入れるという体験を何度もすることによって、食べ物の大きさ、固さや温度などの感覚を養い、スプーンやフォークを使う際の力が加減できるようになります。「手づかみ食べ」は、離乳期の赤ちゃんにたくさんさせてあげたいことのようです。
赤ちゃんの「手づかみ食べ」を大切に_d0122515_17483567.jpg

ただ、お母さん方の話では、手づかみ食べをさせる場合はあたり一面に食べ物がちり、洋服にこぼすなど汚れることを受け入れないと出来ないようでした。しかし、しばらく辛抱すると、子どもが自分で楽しく食べるようになると聞いて、新聞を広げ子どもの服を脱がせて奮闘していらっしゃるようでした。

子育てママさんの奮闘、応援しています。
                                    食守3号
by takeo-syokuiku | 2008-07-29 17:46